鯰の唐揚げ

先日、知り合いから『ほのかの湯』の無料券をもらいました。

『うちの鯰の養殖をほのかの湯でやってて、そこで料理を出してるから、是非食べに行って』と。

鯰…ナマズ…ね。
ジャパンマリンポニックスの、陸上養殖『ヒレナマズ』です。
知り合いというのは、代表の内尾さんです。出会ってから、かれこれ30年になります。
鯰でも色々種類があって、このヒレナマズは、特に旨味成分があって栄養価が高いらしいです。

鯰…食べれるかな？どうしようかな？でも、せっかくお風呂の無料券もらっちゃったしね…。

…ということで7月24日、早速、ゼウス様と一緒に ほのかの湯へ行ってきました。



まずは、お風呂から。でも、写真は撮れませんね。
とっても気持ちよくて、癒されました。露天風呂、最高～!!

お風呂の後は、いよいよメインのお食事です。
普通の料理が載っているメニューブックと、ラミネートされた1枚の鯰メニューがあったので、鯰メニューの方を手に取りました。





鯰なんて初めてなので、もし食べれなかったらどうしよう…と思い、無難な唐揚げに決めました。
ブザーで店員さんを呼び、鯰メニューを見せながら、『唐揚げ定食を２つお願いします。』って注文しましたら…

『これ、ナマズですよ。大丈夫ですか？』

…わざわざ自分の所でお金をかけて養殖をして、それを食材として料理しているのに、そんな言い方して良いの？笑
（ほのかの湯の、すぐ横の建物の中で養殖をしています。）

そこで、お風呂に来た理由が鯰だという事と、その経緯を伝え、注文しました。

しばらく待っていると、店員さんがお膳を運んできて置こうとして…
『間違えました』と言って、下げてしまいました。
んん？と思っていると、何故かフライ定食のおかずだけを持って来てくれました。


唐揚げの注文だったのに、間違えてフライを作ってしまったそうで、サービスとして提供してくれたのです。
有難く、先に頂いてみました。

フライの感想
とても柔らかいササミのフライを食べたような感じです。
メニューに『クセのない白身魚』と書かれてありましたが、白身魚よりはササミに近い感じを受けました。
『高齢者向けに、ササミを柔らか～く加工して食べやすくしました!!』
なんて書かれていたら、全く抵抗なく食べれていたでしょう。
（どこか、頭から鯰が離れない わたくしです。）

そうこうしているうちに、オーダーした唐揚げ定食がやって来ました。
まず最初に、唐揚げを一切れ食べて…あっ、と写真をパチリ!!


唐揚げの感想
こちらは、お肉ではなく白身魚の感じがしました。揚げ物のはずなのに、食べた感じがものすごく淡白!!
最初口に入った時は、唐揚げの油が纏わりつくのに、咀嚼すると油が引いてあっさりした、何とも不思議な感じ。
（…食レポって、こんなだっけ？表現するのが難しい…。）
こちらも、普通に『白身魚の唐揚げ定食』と書かれていたら、全く抵抗なく食べれていたでしょう。
（どこまでいっても、頭から鯰が離れない わたくしです。）

ゼウス様は普通に、美味しいと言って食べていました。

今年は、サンマが全く捕れないそうですね。
温暖化だったり、海が汚れたり…で、将来魚が捕りにくくなってくるかも…という事でいろんな企業が陸上養殖というものを研究しているそうで…。
そして陸上では、バッタの大量発生で食糧危機という話もありますね。
工場の中の水耕栽培、陸上の養殖…輸入に頼らず、国内で食糧が賄えると良いなぁと思います。

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